WEB
2016年8月14日
フロントエンドとはシステムとユーザをつなぐフロント部分の機能を指します。対してシステムとサーバをつなぐバックヤード部分の機能はバックエンドと呼びます。
現在ネット社会が発展するにつれ、フロントエンド技術や機能は複雑化しています。当然覚えることや知っておきたいことも多岐に渡りますが、フロントエンドエンジニアを目指すために最低限必要なプログラミング言語は何なのでしょうか?
この記事ではフロントエンドを構築するのに必要な言語についてご紹介していきたいと思います。
目次
フロントエンドエンジニアとはその名の通り、ユーザとシステムをつなぐフロントエンド部分を開発するエンジニアです。
フロントエンドの出来がそのままユーザの満足度につながるため、フロントエンドエンジニアの責任は重大です。
十分な機能を備えていることはもちろん、ユーザが使いやすいものを提供するため、多くの言語や概念を理解していることが重要なのです。
暴騰でも触れましたが、現在ネット社会が進み様々なコンテンツが溢れています。多種多様な形態でネットサービスをお客様へ提供するにあたり、フロンドエンドに要求される要件も大量かつ複雑になる一方です。
これを聞くとしり込みしてしまう人もいるかもしれませんが、フロントエンドに要求されることが増えるということは、多くの業界で優秀なフロントエンドエンジニアの需要があるということです。
技術を習得するのは大変ですし時代に合わせて知識もアップデートしていく必要がありますが、逆に言うとそのような人材は長期に渡り社会に求められることになるでしょう。
食いっぱぐれる心配が少ない技術・職業なので、積極的に勉強することは人生においてプラスの要素となることは間違いないでしょう。
エンジニアは様々な言語を習得しておいた方がよいのは当然ですが、フロントエンドエンジニアを目指す場合にはその中でも特に押さえておきたい言語があります。
フロントエンド開発を行うためには、最低限HTML、CSS、JavaScriptは使いこなせるようになっていないといけません。
HTMLはWebサイトの土台となる言語です。HTMLを知らないとサイトを開設することすら難しいと言えるでしょう。
CSSはサイトを装飾するために必要となる言語です。HTMLだけでもホームページは作成可能ですが、1990年代に合ったような古めかしいデザインのサイトしか作ることができません。
人々の目を引くような美しいサイトを作成するためには、やはりCSSの知識が欠かせません。
JavaScriptはサイト内の様々なアクションをコントロールするための言語です。JavaScriptを仕込んでおくことによりサイト上で様々な操作や処理が可能となります。
言語ではないですが、フロントエンド開発を行う上で知っておくとよいものをご紹介したいと思います。
UI(ユーザインターフェース:見た目)やUX(ユーザエクスペリエンス:使い勝手)が悪ければ、どんなに高機能なサイトを開設したとしてもユーザに利用してもらうことはできないでしょう。
UI、UXについての知識を身に着け、「どのようなデザインにすればユーザに利用してもらえるのか」を意識した開発を行うことでシステムの出来が大きく変わってきます。
今やクラウドでシステムを構築することがスタンダードとなっている時代です。特に不特定多数に向けたWebシステムなどはパブリッククラウドに適しているため、クラウドを利用したフロントシステム開発も増加していくことでしょう。
パブリッククラウドはデータセンター上に仮想マシンが存在する、というだけではありません。システムを構築するためにはクラウドの専門的な知識も必要となってくるため勉強しておいて損はありません。
近年ではスマホやタブレットなどの利用が増え、PCだけでなくこれらモバイルデバイスからのサイトアクセスも考慮しなくてはいけません。
スマホからアクセスした場合も画面が崩れないようなサイトを構築する必要があるでしょう。
今回はフロントエンド開発に必要な言語についてご紹介しました。
しかし、フロントエンドは世の中の流れや技術の進歩によって日夜激しく変化しています。上記でご紹介した言語も数年後には過去のものとなっているかもしれません。
フロントエンジニアに求められるものは、今の時世を的確に把握し、常に必要な知識をアップデートすることです。非常に大変なことではありますが、これさえできれば需要が高い職業であることも事実ですので、皆に求められるような存在になるために頑張りましょう。
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