WEB
2022年5月10日
ホームページの制作では、工程ごとに専任エンジニアを設定するケースが少なくありません。
その中の一つに、フロントエンドエンジニアというものがあります。
その役割としては、顧客やユーザーとの直接的なやり取りが挙げられます。
それ故、ITスキルに加えて、コミュニケーション力が重要です。当記事では、そんなフロントエンジニアの仕事内容や年収について解説します。
フロントエンドエンジニアの具体的な仕事内容としては、ホームページ制作用のHTMLやCMS等の構築などが挙げられます。
ただし、プロジェクトによってはその他の業務を課せられることもあります。
例えば、Webデザインの一部がフロントエンドエンジニアの担当になる場合もあります。
それ故、フロントエンドエンジニアを目指すのであれば、Webデザインのスキルを磨くことが推奨されます。
少なくともWebデザイナーとの関わりが強くなりますので、画像編集などのノウハウを取得しておく必要があるでしょう。
今後のフロントエンドエンジニアの役割として、UI(ユーザーインターフェイス)の設計・実装が期待されています。
その中でも、モバイルデバイス対応のUIの需要が急激に高まっています。
その背景には、パソコンからのWeb検索よりスマホからの検索が増えている流れがあります。
その他、これからのフロントエンドエンジニアには、Webマーケティングに関するスキルも求められるようになるでしょう。
フロントエンドエンジニアは、エンジニアの中でも比較的に新しい領域に分類されます。
かつては、フロントエンドエンジニアの領域はWebデザイナー等が担当していました。
それが、IT業界の進化及び細分化により、フロントエンド専門のエンジニアが求められるようになりました。
現在、フロントエンドエンジニアはコーディング担当等の上位に位置付けられます。
フロントエンドエンジニアは、Webデザインを基にWebブラウザーに表示させるのが主な役割です。
フロントエンドエンジニアにはJavaスクリプトに精通している以外に、インタラクティブなWebサイト構築のスキルが要求されます。
昨今はJavaスクリプトの単体利用に加えて、Vue.jsやReactなど様々なライブラリやフレームワークを活用した開発が行われています。
さらに、今後のフロントエンドエンジニアはサーバーサイドとの連携も求められるでしょう。
即ち、フロントエンドエンジニアには他領域のアドバイザー的役割も期待されます。
最終的には、クライアントの要求に応じて、プロジェクトを円滑に進行させる能力が問われるでしょう。
フロントエンドエンジニアの年収は、平均で約500万円と言われています。
現在、フロントエンドエンジニアの需要は伸びており、今後はさらに増えると予想されます。
Web業界は人材不足が続いており、エンジニア全般で売り手市場が続くでしょう。
ただし、第一線で活躍する人材となるにはフロントエンド以外の専門性を身に付ける必要があります。
先ずはエンジニアとして専門分野に捉われることなく、幅広い領域にアンテナを張り巡らしておくことです。
フロントエンドエンジニアは必要に応じて最新スキルを学んだり、Webデザインなどの専門スクールに通うのが良いでしょう。
専門スクールには、第一線で活躍する人材が講師として招かれています。
そうした人の話を聞くだけで、エンジニアとしてのモチベーションを高められると言えます。
加えて、スクールでは同じ道を志す仲間がいますので、お互いに切磋琢磨して学べるというメリットもあります。
さらに、専門スクールの卒業生のネットワークは、就職活動をする上でも助けになることでしょう。
フロントエンドエンジニアには、様々な領域とのコミュニケーションが求められます。
Webデザインをはじめ、SEO関連のスキル取得も不可欠と言えます。
Javaスクリプト以外の言語を身に付けていれば、サーバーサイドとの連携にも役立ちます。
また、フロントエンドエンジニアは最先端の技術に触れられる魅力もあります。
人材需要が高まる中では、年収増加も大いに予想されるところです。
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