2022年10月17日

こんばんは

Laf Design の後藤（弟）です。

今回は『ホームページ制作におけるコンテンツ整理のコツ』についてご紹介したいと思います。

自社商品の販売、企業の宣伝などの目的でホームページを制作するにあたって、重要な作業の一つがコンテンツ整理です。

ホームページはただ制作して終わりではなく、アクセスした人の反応を確認しつつ再構成することがその後の反響に繋がります。

コンテンツ整理は、書籍を収納する本棚の整理をイメージしながら行うのがコツです。

ターゲットユーザーの見直しと標準化

ホームページ制作におけるコンテンツ整理で、基本作業の一つに上げられるのが、ターゲットユーザーの見直しです。

個人が趣味で行っている物と違って、ビジネス目的のホームページはユーザーにアクセスしてもらえなければ意味がありません。

情報発信をするターゲットを明確にすることで、初めて方向性が見えてきます。

どんなに有益な情報でも、ただ漠然と発信しているだけでは意図が伝わりません。

ターゲットユーザーが求める情報を、端的に伝える手段について考えていく必要があります。

情報は多くなるほど読み手の負担が増すので、不要な部分は思い切って削除しなくてはいけません。

ターゲットの明確化と合わせて行う作業が標準化です。

標準化とは、言葉による表現やコンテンツの名称を分かりやすくする作業になります。

業界でしか通用しない専門用語は、ユーザー離れを引き起こす原因の一つです。

どこのサイトにも共通する表現や単語を使うことで、ユーザーは親しみを覚えて安心して読むことができます。

同業のライバル企業との差別化を図ることは大切ですが、こだわる部分を間違えないようにすることがアクセス数を伸ばす秘訣です。

言語をできる限り統一する

コンテンツ整理をするタイミングで、意外と忘れがちな作業が表記の統一化です。

ホームページ制作をする時に、独自性を追求するあまり様々な表記を使い回してしまう企業も少なくありません。

漢字、カタカナ、英語などの表現はシーンによって適切に使い分けることが基本です。

しかし、同一コンテンツの中で頻繁に表記を変えてしまうと、バランスが崩れて逆に読み難くなります。

複数の表記を使用しなければいけない場合、サイトの構成自体を作り直すのも一つの手です。

構成の作り直しをした後は、全体の流れがおかしくなっていないかユーザー視点で読み返す作業も忘れてはいけません。

市場調査とメンバーの体制の確立

需要の増加に伴って、ホームページを使った宣伝や販売を行う企業も増えています。

同じ業界のライバル企業とサイト構成が被ってしまうと、効率良くアクセス数を伸ばすことができません。

コンテンツ整理をする前に、市場調査を通して他の企業のコンテンツを調べておくことも大事な作業です。

市場調査は、サイト構成の類似によるトラブル回避にも繋がります。

制作やコンテンツ整理は外部の専門業者に依頼をするのが一般的ですが、

コスト削減を図るのであれば自社で行うことも可能です。

自社で行う場合には、体制の確立が必要になります。

ホームページのコンテンツ制作は、作業に関わるスタッフの意識を統一させることが基本です。

意思統一が図れていないと、携わる人によって仕上がりに違いが出てしまいます。

作り手で違いが出るのは、人によって必要、不要の判断が異なるのが理由です。

情報共有は携わる人が増えるほど、正確に伝えるのが難しくなります。

最小限の人数に絞って専任スタッフを配置すれば、共有がしやすくなって誰が作業を行っても同じ物を作ることが可能です。

定期的にコンテンツ整理を行う

コンテンツ整理の作業について、一度行えば完了という認識を抱いている企業も少なくありません。

ユーザーの好みや求める情報は、世の中の流行で変化していきます。

情報の新鮮さは、アクセス数に影響する大事なポイントです。

ユーザー離れを防ぎつつアクセス数を伸ばしていくためには、定期的に整理をして最新の情報を提供する必要があります。

まとめ

いかがでしたか？

今回は『ホームページ制作におけるコンテンツ整理のコツ』についてご紹介させていただきました。

昨今のSEO対策では特にコンテンツの質が重視されるようになってきました。

コンテンツをしっかりと整理することが結果、ユーザーが見やすい良いホームページになるかと思います。

いつも長々とお読みいただきありがとうござます。