その他
2017年3月19日
こんばんは。
Laf Designの後藤です。
前回の記事「売上高を伸ばすには!?」の中で高・中・底単価商品を充実させると客単価が上がり、売上が伸びる(松竹梅の販売方法)とお話をさせていただきましたが、
では商品やサービスの価格はどのように決めたら良いのか?
いわゆる適正価格とは何か?を調べてみましたので、ご紹介させていただこうと思います。
①経営者が決めた価格のこと
②参入している業界での一般的な価格帯のこと
③競合他社の価格を調査し、自店に客を呼び込める価格
のどれだと思いますか?
答えは①経営者が決めた価格ですが、適当に決めるのではなく、その決め方が非常に重要です。
大辞林 第三版の解説では
【適正価格】
原価・利潤などを考慮に入れて、適当と思われる価格。
と書いています。
てことは
原価(円)+利潤(円) =適正価格(円)
という方程式が成り立つので、いくらもうけ(利潤)が欲しいかを考えて、価格を設定する必要があります。
少しわかりづらいので、パン屋さんで考えてみました。
【例えば、パン屋さんの場合】
1つのパンの単価が100円とした場合、パンの材料費は30%程と言われています。
材料費 100円×30%=30円
オーナー店長1人だけのパン屋さんはまた別ですが、従業員やパートを雇っている場合は、パンの製造にかかった加工費等の人件費も、製造原価という考え方で原価に含めなければなりません。
パン屋(製造小売)の売上高人件費率は業種平均36.8%なので、それを含めて再度計算すると
100円×(30%+36.8%)=67円 粗利益 33円
この粗利益の中からテナントの家賃や水道光熱費等の固定費等を支払わなければなりません。
1か月で100円のパンをどのくらい売らなければならないのか?
◎1日200個、営業日数25人だとすると
33円×200個×25日=粗利益 165,000円
ここから家賃やご自身の給与も取らないといけないので、お店の継続はもちろん生活するのもしんどそうですね~(^-^;笑
パンの単価を150円に上げてもう一度
150円×(30%+36.8%)=100円 粗利益 50円
◎1日200個、営業日数25人だとすると
50円×200個×25日=粗利益 250,000円
これだとなんとか生活とお店もギリギリ継続できそうな感じがします。
パン屋のように薄利多売の商売は少しの値下げや値上げが経営に大きく左右することがわかります。
【まとめ】
②参入している業界での一般的な価格帯のこと
や
③競合他社の価格を調査し、自店に客を呼び込める価格
ではなく
≪お店の運営がしっかりとできる金額≫
を考えて適正価格決めることが大切ですね!!
価格競争を意識せずに適正価格をしっかりと決めることで、健全な運営ができるのではないかと思います。
とはいえ、私も店舗運営をしていますが、なかなか難しい部分なので日々悩んではいます(^-^;笑
ご参考になればと思います。
長々とお読みいただきありがとうござます。
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